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第三十七話 ショック二連発

Author: 麻木香豆
last update publish date: 2026-03-30 15:29:49
 集まった供物を前に川本の奥さん房江が目を細め、

「毎回ね、処分しているのよね……本当に勿体ないけど」

 と呟くと、隣の川本が

「酒は飲みたいなぁ」

 と箱の中にあるビールや焼酎を見ながらぼやいた。房江はすかさず

「バカ!」

 と一喝し気まずそうに謝る。なんとなくこの夫婦の力関係が見て取れる。

 そんな場の中、三葉の前には、かつて大島と親しかった女性、館彩子が立っていた。彩子は少し緊張している。

「彩子先生もいつもありがとうございます……」

 という三葉の挨拶に応え、

「いえ、大島先生にはいつもお世話になってましたし」

 と微笑む。

 どうやら三葉と彩子は以前から交流があったらしい。

 スケキヨは、

『な、な、なっ……なんで彩子先生がここに?』

といますぐにでも逃げたい気持ちだが猫で良かったというのもある。

 隣にいる噂話を耳にした湊音や、倫典の微妙な表情に気づく。震えながらもスケキヨは

『……お前ら、あれは誤解なんだ……てか彩子先生が三葉は以前どんなふうにあったことがあったのか??』

 と内心で焦り始める。

 その時、彩子がスケキヨに目を留めて、
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